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日産が「フェアレディZ」を発売へ! 伝説の“GT-Rカラー”「ミッドナイトパープル」に“歴代最強スペック”の「NISMO」も設定! ようやく買える「2025年モデル」受注開始へ

くるまのニュース 2025年1月16日 17時30分

日産は「フェアレディZ」の2025年生産車の注文受付を開始しました。

■2025年モデルを受注開始へ 歴代最強「NISMO」も買える!

 日産は2025年1月10日、スポーツカー「フェアレディZ」「フェアレディZ NISMO」の2025年生産車両の新規注文受付を開始したと発表しました。

 フェアレディZは1969年に登場したスポーツカーです。美しいファストバックスタイルのボディに6気筒の高性能エンジンとFRレイアウトを採用し、俊敏なハンドリングを特徴とします。

 現行型(RZ34)は7世代目にあたり、2022年6月に発売されました。

 内外装デザインの随所には、初代の「S30型」や4代目「Z32型」など歴代モデルをオマージュした意匠を採用。新世代のデザインとクラシカルな雰囲気を両立させています。

 パワートレインは最大出力405馬力・最大トルク475Nmを発揮する新開発の3リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VR30DDTT」型に6速MTまたは9速ATを組み合わせ、駆動方式はFR(後輪駆動)です。

 2023年8月には新色追加などを実施した2024年改良モデル登場とともに、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)のスポーツブランド「NISMO」が手掛けたハイパフォーマンスモデルとしてフェアレディZ NISMOが追加されました。

 主に専用内外装を持つほか、パワートレインなどもチューニングされています。

 エクステリアでは、NISMO専用フロントグリル、前後バンパー、サイドスカート、リアスポイラーなどを装着。各パーツはダウンフォースの強化や空力性能の向上といった機能に加え、赤のアクセントカラーを配し、スピード感とスポーティさを強めています。

 フロントグリルのメッシュは、スーパースポーツ「GT-R」の2024年モデルで採用したハニカムデザインとすることで、通風抵抗を減らし、冷却効率の向上を実現。

 ホイールはNISMO専用グロスブラック19インチ鍛造品を装着し、リム幅を広げながらも剛性と軽量化を両立しました。

 インテリアはブラック基調とすることでドライバーの集中を高め、シート中央部やステアリングセンターマーク、シートステッチなどにはスポーツ走行を盛り上げるレッドを取り入れ、デジタルメーターも「NISMO」の表記を追加するなど、特別感を演出。

 パワーユニットはVR30DDTTで同一ですが、最高出力420馬力・最大トルク520Nmと、通常モデルより15馬力・45Nmの出力向上を図り、歴代フェアレディZ史上最強スペックを実現しています。

 このほか、9速ATは変速レスポンスと耐久性を向上させ、俊敏なシフトチェンジを可能としたほか、ボディやステアリングのねじり剛性を高め、シャシも専用チューニングを実施。ブレーキもNISMO専用品を装着し、走行性能のアップを図っています。なお6速MTは用意されません。

 2024年11月には、2025年改良モデルが登場。SOSコール追加のほか、「ワンガンブルー」「バイブラントレッド/スーパーブラック 2トーン」「ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック」のほか、「スカイラインGT-R」で採用された人気色「ミッドナイトパープル」などの新色が追加されています。

 今回の注文受付の再開に伴い、2025年度から生産予定となっていた「ミッドナイトパープル」「432オレンジ」「ステルスグレー/スーパーブラック 2トーン」の3色が受付可能となり、またフェアレディZ NISMOについても抽選での申し込みが開始されました。

 フェアレディZの価格(消費税込)は549万7800円から675万9500円で、フェアレディZ NISMOは930万2700円です。

 なお、フェアレディZ NISMOの2025年度生産台数は1000台を予定し、抽選受付は2025年1月9日から1月31日までとなっています。

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