トヨタのアルゼンチン法人は2025年1月2日、セダン「カローラGRスポーツ」のマイナーチェンジモデルを発表しました。
■迫力顔のカローラ!
トヨタのアルゼンチン法人は2025年1月2日、セダン「カローラGRスポーツ」のマイナーチェンジモデルを発表しました。
カローラは1966年に誕生して以来、半世紀以上に渡って世界中で愛され続けているグローバルモデルです。
長い歴史の中で一時期、仕向地によって内外装デザインやプラットフォームを変えていましたが、2018年に登場した現行モデル(12代目)は新しいアーキテクチャーの採用を契機に基本骨格を共通化しました。
ただ日本仕様はグローバル仕様よりやや小さく、デザインも少し異なっています。
アルゼンチンで販売されるカローラはグローバル仕様で、ブラジルで生産されています。
グレードはエンジンや装備の違いによって6種類。そのうち最もスポーティかつ最上位にあたるのがカローラGRスポーツです。
他グレードに対して、バンパーやグリル、ホイールなどの外装を専用デザインとしたほか、足回りなどをチューニングして、運動性能の向上につなげているのが特徴です。
そんな持ち味が今回の改良によって一段と強調されました。
たとえばフロントバンパーの開口部をスクエア状の意匠に変更。本格派のGRブランドに共通する顔つきになりました。
ホイール意匠やリアスポイラー意匠の変更、テールランプのスモーク化も今回の改良ポイントで、全体としてよりアグレッシブなキャラクターになりました。
そのほか、操舵トルクやショックアブソーバーの調整を見直すことで、スポーティな味わいをより深めたといいます。
ボディサイズは全長4630mm×全幅1780mm×全高1435mm、ホイールベース2700mm。
パワーユニットは他グレードにも搭載される2リッターガソリンエンジンで、10段マニュアルモード付きのCVTを組み合わせています。最高出力171HP・最大トルク203Nmを発生します。
カローラGRスポーツの価格は、3736万8000ペソ(約560万円)です。