Infoseek 楽天

ヤマハ新「TMAX560」発表! 斬新“T字ライト”×新フロントマスクがカッコイイ! 熟成された快適性と走行性能を持った「ATスポーツスクーター」登場!

くるまのニュース 2025年1月18日 13時10分

ヤマハは人気のオートマチックスポーツ「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の外観や環境性能など総合性能を充実させた新モデルを発表しました。一体どのような進化を遂げたのでしょうか。

■成熟したオートマチック・スーパースポーツとは

 2025年1月16日、ヤマハは人気のオートマチックスポーツ「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の外観や環境性能など総合性能を充実させた新モデルを発表しました。
 
 一般的にはビックスクーターに分類される同車ですが、ヤマハでは「オートマチックスポーツ」と名乗っています。

 TMAXシリーズは、2001年に登場。

 モータースポーツバイクのような走行性能と操縦安定性を持った成熟した品格あるバイクとして人気を博し、現在は2020年に登場した7代目が販売されています。

 アグレッシブでありながら上品なスタイルを追求しており、ヤマハ独自のスピンフォージドホイールと専用タイヤを採用。これにより軽量化と高い剛性を実現し、俊敏なハンドリングを実現しています。

 ライディングの快適性にも細心の配慮がほどこされ、シートとハンドルの配置は、人間工学に基づいて設計されており、長時間のライディングでも疲れにくいポジション。

 さらに、7インチカラーTFTメーターを搭載し、スマートフォンとの連携機能が充実。ナビゲーションや音楽再生など、多彩な操作が可能です。

 今回、そんなTMAXシリーズに大幅な改良が実施され、新デザインのフロントマスクや排気系の仕様変更、機能の充実が図られました。

 まず目を引くのは、刷新されたフロントマスクでライト周りのキャラクターラインが深くなり、より精悍なデザインで存在感をアップ。新形状のポジションライトは、「T」字デザインを採用しています。

 そして、ECUの変更を含む改良により環境性能が向上。吸気系と排気系の仕様変更により、クリアなサウンドとリニアな駆動力を実現しています。特に吸気系では新作ファンネルを採用し、サウンドチューニングを施し、“こもり音”の少ないサウンドを実現。

 また、新たなクラッチセッティングにより、操作性が一段と滑らかになりました。

 さらに、6軸IMUを活用したバンク角対応ABS(BCブレーキコントロール)を採用し、安全性と安定性も強化されています。

 TECH MAXモデルには特別装備として、「ヘアライン仕上げの切削ホイール」、「タイヤ空気圧監視システム(TPMS)」、「改良されたグリップウォーマー」が新採用。

 これに加え、クルーズコントロール、無段階電動調整式スクリーン(高さ110mm幅)、シートヒーター、調整可能なリアサスペンションなどの豪華装備も継続採用されています。

 ボディカラーは、TMAX560 ABSがマットブラックにブルーホイールがテクニカルでスポーティな印象の「マットブラック」1色、TMAX560 TECH MAX ABSが新色の無機質でモダンな「グレー」と継続色「マットダークレディッシュグレー」2色を設定。

 車両価格(消費税込)は、TMAX560 ABSが145万2000円、TMAX560 TECH MAX ABSが164万4500円で、どちらも2025年2月28日に販売されます。

※ ※ ※

■主要諸元(※カッコ内はTMAX560 TECH MAX ABS)

・全長×全幅×全高:2195mm×780mm×1415mm
・シート高:800mm
・車両重量:219kg(221kg)
・乗車定員:2人
・エンジン型式:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
・総排気量:561cc
・最高出力:48馬力
・最大トルク:55Nm
・燃料消費率
  定地燃費値:26.0km/L※2名乗車時
  WMTCモード値:21.3km/L※1名乗車時
・燃料タンク容量:15L(無鉛プレミアムガソリン指定)

この記事の関連ニュース