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スズキ「凄いジムニー5ドア」登場!? 上下で4人寝られる! エヌズ・ステージ「アイアンマンキャンパー」がスゴい!

くるまのニュース 2025年1月21日 15時30分

国内導入がウワサされているスズキ「ジムニー5ドア」ですが、「東京オートサロン2025」では同車のカスタムカーが展示されました。エヌズ・ステージの「エヌズ リミテッド アイアンマンキャンパー」とはどのようなモデルなのでしょうか。

■全長が長い「5ドア」だからポップアップルーフが設置できた!

 年始の一大イベントとしてすっかりおなじみとなった「東京オートサロン」。2025年の今年は1月10日から12日まで、幕張メッセを会場に開催されました。
 
 国内外の自動車メーカーから部品メーカー、チューニング・カスタマイズショップなど多くのブースが軒を連ねる東京オートサロンでは、日本では販売されていないレアな車両を見ることも可能。中でも複数のブースが出展していたのが、スズキ「ジムニー」の5ドアモデルです。

 現在、日本国内で販売されているのは軽自動車のジムニーと、オーバーフェンダーと1.5リッターエンジンで普通車枠とした「ジムニーシエラ」の2車種で、どちらも2ドア+テールゲートというボディ形状となっています。

 しかしインドを中心とした海外市場の一部では、ジムニーシエラをベースにホイールベースなどを延長し、リアドアを備えた通称「ジムニー5ドア」なるモデルが存在。まもなく日本へも導入がなされるというウワサもあって注目度が高まっているのです。

 そんなジムニー5ドアを展示したのは、岩手県盛岡市に拠点を持ち、全国に販売網を持つエヌズ・ステージが展開するジムニーワールドのブースです。

「エヌズ リミテッド アイアンマンキャンパー」と名付けられたこの車両は、キャンピングカーなどを手掛けるホワイトハウスが輸入したもの。従来のジムニーではルーフ長が足りないために装着できなかった「電動ポップアップルーフ」を装着します。

 ポップアップルーフとはルーフの上に電動開閉式のテントのようなものを備えたもので、天井の一部をカットすることで車内からアクセスすることが可能となり、わざわざテントを設置する手間が省けるだけでなく、室内空間を一気に拡大することもできるスグレモノ。

 ポップアップした状態で大人2名が就寝できる空間が広がり、車内に2名分の就寝スペースを確保すれば、上下で4名が寝泊まりすることができます。

 ジムニー5ドアが日本へ導入された際には、より拡張性を高めるアイテムとして注目されます。

 ジムニーはもともとラダーフレーム構造となっているため、ルーフの一部を切り取ってもボディ剛性に与える影響は最小限とのこと、ポップアップルーフとも親和性の高いモデルと言えるのです。

 今回はそんなホワイトハウスの輸入したデモカーにジムニーカスタムの雄であるエヌズ・ステージのジムニーワールドがカスタマイズを施しており、エクステリアやインテリア、リフトアップした足回りにタイヤホイールなど、手が加えられていない部分はほとんどないと言っても過言ではないほどのフルカスタムが投入されました。

 ただし、前後のエクステリアや足回りなどは基本的に3ドアのジムニー/ジムニーシエラと共通の部分がほとんどだといい、5ドア専用品となっているのはリアドアが存在するオーバーフェンダーと、延長されたホイールベースに対応したサイドステップ程度。

 いつの日か、ジムニー5ドアが正式に日本導入された際には、エヌズ・ステージに持ち込めば速攻でフルカスタムを施すことも可能とのことです。

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