ホンダは「フリード」を一部改良し、2025年2月6日に発売します。
■耐久性の高い新塗装を採用…
ホンダは2025年1月20日、コンパクトミニバン「フリード」の一部改良を発表しました。
2月6日に発売します。
フリードは2008年に登場したコンパクトミニバンです。小型車(5ナンバー)枠に収まるコンパクトなボディに両側スライドドアと3列シートを備え、使い勝手のよさが支持されています。
現行型は2024年6月に発売された3代目。8年ぶりに全面刷新を果たして、内外装やパワートレインを一新。標準装備の先進運転支援「ホンダ センシング」も機能を高め、安全性能も向上しています。
エクステリアはモダンで洗練されたスクエア基調のフロント・リアデザインに、張りのあるボディサイドを組み合わせ、信頼感や使い勝手を感じさせる印象に仕上げています。
インテリアは水平基調で運転しやすいノイズレスな空間を追求。視界の良さを確保するとともに、見やすい7インチ液晶メーターを装備し、運転のしやすさも高めています。
ラインナップは上質でシンプルな「AIR(エアー)」と、クロスオーバーテイストのエクステリアを備えた3ナンバーモデル「CROSSTAR(クロスター)」を用意し、いずれも1.5リッターガソリンエンジンと1.5リッターガソリンの2モーターハイブリッド「e:HEV」を設定。
駆動方式はFFに加え、走行性能を高めた「リアルタイム4WD」を設定しています。
ボディサイズは全長4310mm×全幅1695mm-1720mm×全高1755mm、ホイールベースは2740mmです。
今回の改良では、e:HEV車に新たな外装塗料を採用。塗料に使用されるクリア材を、従来のアクリルメラミンクリア素材から、より機能が向上したクリア素材へ変更することで、ボディの艶感が増し、耐久性は従来と比較し1.5倍以上向上するといいます。
また、「エアー EX」とクロスターの6人乗り仕様で、アダプティブドライビングビーム、後退出庫サポート、マルチビューカメラシステム、LEDアクティブコーナリングライトをメーカーオプション設定し、選択肢の幅が広がっています。
同時に原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴う価格改定も行われ、e:HEV車の価格(消費税込)が各グレードで16万5000円高の302万2800円から360万2500円となりました。