カスタムカーの祭典「東京オートサロン2025」では、極限まで車高を下げたトヨタ「クラウンスポーツ」が注目を集めていました。
■超スポーティ仕様の「クラウンスポーツ」誕生!
カスタムカーの祭典「東京オートサロン2025」が、2025年1月10日から12日まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催されました。
数多くのカスタムカーが出展された会場には、極限まで車高を下げた迫力あふれるトヨタ「クラウンスポーツ」も展示され、注目を集めていました。
このカスタムされた真っ赤なクラウンスポーツを出展したのは、愛知を拠点に全国に13店舗を構える「KUHL(クール)」。
その中でも代表的なブランドの「KUHLレーシング」は、極限まで下げられた車高と、洗練されたエアロを作り上げるカスタムメーカーして確固たる地位を獲得。
その実力は各所で認められており、東京国際カスタムカーコンテストにおける幾度の受賞歴のみならず、今回のオートサロンでもドレスアップカー・スポーツ部門で「KUHL 34ZR-GTWR SPEC-D」が最優秀賞を受賞しました。
そんなKUHLが手がけるクラウンスポーツのエアロは、「KUHL RACING SH36-RS」というネーミングのもと、フロントハーフスポイラー、サイドステップカバー、リアハーフディフューザー、ルーフエンドウイング、リアゲートウイングの5点で構成されています。
タイヤはファルケンのFK453をフロント&リア255/30R22で採用。
これに組み合わせるホイールは、オリジナルのVERZ-DDR01をフロント&リア22×9.5J+25となっています。
サスペンションは、AIR FORCEのSUPER PERFORMANCE KITで調整しており、着地までの限界車高することが可能。
もちろんエアサスなので、出発時には車高を上げることで問題なく走行できます。
また、万が一エアサスにトラブルが発生した場合でも、簡単な内容であればKUHLの店舗で修理を完結できるように、補修キットをしっかり用意するなど万全な体制を整えているとのこと。
そしてなんといっても、KUHLのエアロといえばその製品精度の高さが売りです。
バリっとした仕上がりはどの角度から見ても隙がありません。いわゆる「チリ合わせ」も完璧。
また各部を丁寧に塗り分けて完成させることによって、成形時以上に迫力を増した存在感を魅せてくれるのです。
そのほかKUHLの特徴として、エアロパーツ単体で購入できるのはもちろん、コンプリートカーとしても販売していることも見逃せません。
そのコンプリートカーも「エアロのみ」「エアロに21インチホイールを組み合わせたもの」「エアロ+22インチホイールにしたもの」「エアロ+21インチホイールに車高調を組み合わせたもの」、さらに「エアロ+22インチホイール+車高調キット」など、ユーザーに合わせた組み合わせができるそうで、自由度が非常に高い点が魅力的。
ちなみに、今回取り上げたクラウンスポーツの場合、コンプリート価格(消費税込)では699万円からという価格設定になっています(オプションや塗り分けなどによって価格の変動もあります)。
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今回のオートサロンでKUHLが出展したカスタムカーのボディカラーは、ゴールドや黒、白が多かったことで、この真っ赤なクラウンスポーツの存在感は抜群でした。
KUHLは自動車イベントのみならず、YouTubeでも自社製品のアピールなど様々な企画を行っており、今後の動向にも注目です。