スバルのインドネシア法人が発表した「BRZ」の特別仕様車「ドリフトエディション」に、ネット上では多くの反響が集まっています。
■存在感のあるドライカーボン仕様!
スバルのインドネシア法人は2024年11月、スポーツモデル「スバル BRZ」の特別仕様車「ドリフトエディション」を発表しました。
このモデルは、インドネシアの自動車コンテンツ会社「Garasi Drift(ガラシドリフト)」が手掛けたカスタム仕様で限定5台というプレミアムなモデル。そんな同車についてにネット上では多くの反響が集まっています。
BRZはトヨタと共同開発されたピュアスポーツモデルで、水平対向エンジンによる「超低重心FRパッケージング」を採用し、意のままに操る楽しさを追求しています。
初代モデルは2012年にデビューし、2021年に2代目となり、現在に至っています。
今回登場したドリフトエディションは、フロントスポイラー、サイドスカート、フェンダーダクト、リアディフューザー、GTウイング、ボンネットパネルなど、Garasi Driftが設計したドライカーボン製のエアロパーツを装備しています。
これらのパーツには赤色のアクセントが施され、見た目のインパクトだけでなく、空力特性や冷却性能も向上させています。特にボンネットパネルには通気口が設けられ、エンジンの冷却効率を高めています。
コックピットは基本的に標準仕様と同じですが、赤色のシフトノブスイッチとシリアルプレートが特別感を演出しています。これにより、限定モデルとしての所有欲を満たすデザインとなっています。
エンジンやトランスミッションは標準仕様と同様で、2.4リッター水平対向4気筒エンジンを搭載し、6速マニュアルトランスミッションのみが設定されています。
標準モデルのBRZには、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全装備が搭載されています。ドリフトエディションでもこれらの安全機能は維持されており、スポーツ走行だけでなく日常の安全性も確保しています。
ボディカラーは「WRブルー・パール」のみが設定されています。この鮮やかなブルーはスバルのスポーツモデルを象徴するカラーであり、エアロパーツの赤いアクセントと相まって、精悍な印象を与えます。
ドリフトエディションは限定5台のみの生産で、Garasi Driftの競技マシンのミニカーが購入特典として付属します。この特別仕様車は、インドネシア市場向けに企画されたもので、日本国内での販売は予定されていません。
価格は10億9900万ルピア(約1050万円)で、ベース車両より約2億1400万ルピア(約200万円)高く設定されています。
そんなBRZ ドリフトエディションについてネット上では、「カーボンのGTウイングがカッコよすぎ!」「WRブルーとドライカーボンの組み合わせ最高です!」など、デザインに関する反響が見受けられました。
また「FRレイアウトに水平対向エンジンの組み合わせ、ドリフト用のベースとして最高ですね」「競技マシンを模した仕様ってどれほど本格的な走りが楽しめるのか気になる!」といったパフォーマンスへの期待の声が。
その他に「たった5台しか作られないなんて…。」「日本でもこのくらい尖った特別仕様車欲しいね!」と、限定生産についてのコメントもありました。