ホンダのインドネシア法人は2025年1月13日、「シティ ハッチバックRS」のマイナーチェンジモデルを発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■デザイン変更&MT廃止…
ホンダのインドネシア法人は2025年1月13日、「シティ ハッチバックRS」のマイナーチェンジモデルを発売しました。
シティは1981年に当時斬新なトールボーイスタイル(背の高いハッチバック)でデビューしたコンパクトカーです。1995年に2代目を持って日本での販売は終了となりましたが、シティという名は翌1996年から新興国向けのセダンに受け継がれ、代を重ねています。
2019年に7代目に切り替わった際、派生モデルとして5ドアのハッチバックモデルが加わり、2モデルの展開で現在に至っています。そんなシティ ハッチバックをスポーティに仕上げたグレードがRSです。
シティ ハッチバックRSは、インドネシアで2021年の発売以来、2万台以上の販売台数を記録。スポーティハッチの代表格として、特に若い層に支持されており、国内レースでも活躍しているといいます。
今回発表されたマイナーチェンジモデルは、フロントグリル・ロアグリル・アンダースポイラー・ホイールのデザイン変更およびルーフパネルのブラック化によって、より精悍な雰囲気になりました。
また、リアバンパー下部のディフューザーもデザイン変更され、見るからにスポーティな走りを予感させます。
ブラックを基調に赤いアクセントカラーを施したインテリアに大きな変更はありません。パワーユニットも同様で、従来型と同じ1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載。最高出力121PS・最大トルク143Nmを発生します。
ギアボックスはCVTで、パドルシフトによるマニュアルモードが付きます。従来型に設定されていた6MTはなくなりました。
ホンダ独自の安全運転支援システム「Honda SENSING」をアップデートしたほか、新たなボディカラー「エレクトリックライムメタリック」を設定し、全6色としました。価格は3億8450万ルピア(約370万円)です。