「東京オートサロン2025」にて、リバティウォークがダイハツの軽オープン「コペン」をベースに日産「GT-R」を再現したモデルを出展しました。いったいどのようなモデルなのでしょうか。
■ミニGT-R!?
2025年1月10日から12日の3日間、世界最大級のカスタムカーの展示会である「東京オートサロン2025」が開催されました。
豊富なコンテンツが堪能できる東京オートサロンですが、メインのカスタムカーの展示も回を重ねるごとに熱量が増し、海外からの来場者も多数見受けられます。
そんなカスタムメーカーのなかでも、「リバティーウォーク」は、独自の世界観で著名人からも支持を得ています。
リバティーウォークが東京オートサロン2025で出展した車両は、大多数がハイパフォーマンスカーですが、今回はコンパクトながらも存在感のある「lb★nation DAIHATSU COPEN GT-K Type.2」がひときわ注目を集めていました。
lb★nation DAIHATSU COPEN GT-K Type.2はダイハツの軽オープンカーである「コペン」をベースに、日産のハイパフォーマンスカー「GT-R」をオマージュしたモデルになります。
コペンの初代モデルは2002年に誕生し、軽自動車で手軽にオープンエアを体験できるモデルとして大いに注目を集めました。
また5速MTも選択でき、パワートレインは660ccのターボエンジンと組み合わされることで軽快な走りを実現します。
そして最新モデルとなる2代目は2014年に登場し、換装可能なボディパネルや軽自動車初のGRモデルの誕生など、これまでにない試みが導入されました。
そんな2代目コペンを、日産のスーパースポーツカーGT-Rのように変身させたのが、今回、リバティーウォークが展示したlb★nation DAIHATSU COPEN GT-K Type.2。
もともとはGT-Rのカスタムモデル「GT-RLB-WORKS NISSAN GT-R R35 type 2」をコペンで再現したもので、GT-Rのエンブレムも取り付けられています。
エクステリアはリバティーウォークのお家芸ともいえる極限にまで落とした車高で、レーシングカーのような迫力を表現しています。
もちろん、フェンダーは大幅にワイド化され、軽規格を超えたボディサイズとなっているほか、リベット打ちされたオーバーフェンダーにディープリムのワイドホイールが組み合わされていました。
リアビューも全幅いっぱいにまで拡大された大型リアウイングとチタン4本出しマフラーは、SuperGTカーのようなアグレッシブさを演出しています。
また、フィンやサイドステップは、他と被らないリバティーウォークらしい独創的な造形といえるでしょう。
このlb★nation DAIHATSU COPEN GT-K Type.2は、もともとはコペンのオーナーから、商品化してほしいとの要望の声に応えるべく、開発したとのことです。
東京オートサロン2025では、同色のGT-RLB-WORKS NISSAN GT-R R35 type 2の隣に展示されていたこともあり、ブースでは多くの人が見学していました。
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lb★nation DAIHATSU COPEN GT-K Type.2のボディキットは、フロント・リアバンパー、フロントカナード、リアウイング、フロントフェンダーダクト、サイドディフューザーの構成で79万2000円となっています。
オプションも豊富で、ドアミラーカバーやチタニウムマフラー、アルミホイール、カーボンボンネットなどが用意されています。