ミズノが新たなドライビングシューズ「BARECLUTCH L(ベアクラッチL)」を発売しました。以前のベアクラッチと比較して、より素材や見た目にこだわったという新製品を、東京オートサロン2025で販売されている様子を取材しながら実際に履いて歩いて体感してみました。
■ミズノのドライビングシューズ第2弾!
大手スポーツ用品メーカーのミズノが、ドライビングシューズ「BARECLUTCH L(ベアクラッチ L)」を2024年12月20日に、ミズノ公式オンラインストアや一部取扱店舗で販売開始しました。
「BARECLUTCH L」は、2022年9月に発売された「BARECLUTCH」の後継モデルで、運転中の快適さと歩行時のクッション性を兼ね備えたソールをもつ魅力をそのままに、上質な天然皮革をアッパー素材に採用し、さらにカラーラインナップも赤やネイビーなど色鮮やかなものを設定し、より高級感のある仕上がりとなっています。
ミズノは東京オートサロン2025(2025年1月10日〜1月12日開催)でもブースを設置し、ほかのミズノグッズなどと合わせて新製品「BARECLUTCH L」を出展しました。見るだけでなく実際のサイズラインナップから試し履きができるようになっており、そのまま購入も可能な形となっていました。
ブース担当者によると、2024年12月の販売開始から多くの反響があり、販売も予想を上回る傾向になっているとのことです。オートサロンのブースでも、3日間を通じて多くの人が足を運び、実際に試し履きしたり、そのまま購入したりする姿が多く見られました。
■最新作「BARECLUTCH L」実際に「運転して」「歩いて」みた印象は?
「BARECLUTCH L」はソールに「MIZUNO COB(ミズノコブ)」という独自の技術が採用されており、これがペダルワークをする際に大事な足裏の感度を高めながら、かつ歩行時のクッション性もしっかり確保するという、相反する要素を両立し実現しているといいます。
そこで、実際に「BARECLUTCH L」をオートサロンの取材タイミングに合わせて、1日履いて体感してみることにしました。
当日は早朝から自宅をクルマ(MT車)で出発し、約1時間運転して会場の幕張メッセ(千葉市)に到着。その後会場内を朝から夕方にかけて2万歩ほど歩き、再びクルマを運転しながら、帰りは渋滞に巻き込まれつつ約1時間半かけて自宅に戻る、というシチュエーションです。
運転の際には、かかと部分に丸みをもたせたラウンドソールのおかけで、ペダルの踏み替え操作時にも違和感なく足首への負荷もなくスムーズに操作が可能です。また足裏からのダイレクトなフィーリングはまさしく「ドライビングシューズ」らしさを実感するもので、ブレーキ時の緩急のつけやすさや、MT車のクラッチの繊細な操作についても、いつも履いている靴よりもペダルワークが格段にしやすく、よりクルマを丁寧にスムーズに動かせる印象でした。
またそこから1日中会場内をたくさん歩いても、ソールが薄くて足裏が痛いといったような場面はまったくなく、こういった場面ではドライビングシューズであることを忘れさせる自然さを体感できました。
「BARECLUTCH L」は、発売から1年間の販売目標を3000足としており、ミズノ公式オンラインストアでの価格は消費税込みで1万9800円となっています。