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ホンダ新型「プレリュード」切れ味鋭いスポーツカーになる!? 最新2ドアクーペに“画期的ユニット”搭載! カスタム仕様が早くも登場!

くるまのニュース 2025年1月29日 11時45分

ホンダは2025年秋に新型「プレリュード」を発売する予定です。プレリュードには「Honda S+ Shift」という画期的なシステムが取り入れられ、走りが楽しいスポーツカーになるようです。

■プロトタイプの「プレリュード」のカスタム仕様を披露!

 2025年も盛り上がりを見せた「東京オートサロン」ですが、ホンダブースで多くの来場者の注目を集めていたのが、「プレリュード」のプロトタイプです。
 
 2025年秋の登場を目指しているとのことですが、量産化に向けて具体的に決まっているポイントなどはあるのでしょうか。

 2023年に開催された「ジャパンモビリティショー2023」でコンセプトモデルが登場したプレリュードですが、今回は「プロトタイプ」と銘打って展示されました。

 コンセプトモデルからプロトタイプへと変更されたことが表しているのは、より市販化が近づいたということ。具体的な発売時期は2025年秋ごろを予定しているといいます。

 プレリュードは世界各国で販売されるグローバルモデルとなる予定ですが、日本市場とアメリカ市場とほぼ同時期に発売するとのこと。つまり日本とアメリカが他の市場よりも早く投入されるようです。

 そして東京オートサロン2025に展示されていたのは、プロトタイプのプレリュードをカスタマイズした車両。「東京オートサロンで展示するならノーマルではなくカスタマイズした車両の方が適している」そんなホンダの考えが見え隠れするチョイスと言えます。

 具体的にはフロントスポイラーやリアウイング、ホイールなどがノーマルモデルと異なるポイントだそうです。

 タイヤを見てみると、装着されていたのは245/35R20のコンチネンタル スポーツコンタクト6で、メディア向けに行われたノーマル仕様のプロトタイプ試乗会で装着されていたのは235/40R19のコンチネンタル プレミアムコンタクト6で、それとは銘柄もサイズも異なっています。

 車両開発の段階からオプションとなる各種用品開発もしているそうで、今回プロトタイプが装着していたアイテムが、後のモデューロ仕様などに繋がっていくかもしれません。

 プレリュードは、「シビック」に搭載されているスポーツe:HEVをベースに、さらにスポーティなフィーリングに仕立て上げた「Honda S+ Shift」を採用しています。

 これはハイブリッド車ながらDCTを持つ内燃機関スポーツカーのような加減速の楽しさが、魅力のパワーユニットとなっているとのこと。スポーツe:HEVよりも切れ味あるスポーツハイブリッド車に仕上がっているものと思われます。

 このハイブリッドシステムは、ホンダがシビックで参戦している耐久レース、もてぎEnjoy耐久レースJoy耐での知見も生かされているとのことです。

 シャシ関連は「シビックタイプR」のものをベースとし、アーム関係やダンパーのセッティングを変更。ハンドリング性能にも期待が持てます。

 ホンダにとって久々の純粋なクーペとなるプレリュード。電動化時代もスポーティな走りを楽しませてくれる1台として登場するものと思われます。

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