2025年1月18日、ダイレクトカーズはアウトドアブランド「LOGOS」とコラボレーションした新たな軽キャンピングカーを発表しました。どのような仕様になっているのでしょうか。
■「ジャパンキャンピングカーショー2025」で初披露へ
2025年1月18日、キャンピングカーの製造・販売を行うダイレクトカーズ(三重県鈴鹿市)は、アウトドアブランド「LOGOS」とコラボレーションした新たな軽キャンピングカー「AMAHO LOGOS Edition(アマホ ロゴス エディション)」を発表しました。
実車は1月31日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「ジャパンキャンピングカーショー2025」にてお披露目され、同日より限定20台で発売されます。
ダイレクトカーズは2009年に創業し、2019年からキャンピングカーの製造・販売を開始しました。ショールームは三重県の本社のほか、神奈川県厚木市にも展開しています。
同社では、トヨタ「ハイエース」をはじめ、軽バンなどさまざまなモデルをベースにクラシカルな仕立てとした人気の「リトリート」シリーズ、トヨタ「カムロード」や「ハイラックス」ベースのキャブコン、ダイハツ「ハイゼット トラック」ベースの「AMAHO(アマホ)」シリーズなど、さまざまなキャンピングカーラインナップがあります。
一方LOGOSは、アウトドア総合メーカーのロゴスコーポレーション(大阪市住之江区)が運営するブランドで「水辺5mから標高800mまで」をコンセプトに開発された各種アイテムが老若男女問わず人気を博しています。
今回発表された新型キャンピングカーのアマホ ロゴス エディションは、軽トラックをベースにしたキャブコンで、ベース車は、すでに販売されるアマホと同様にダイハツ「ハイゼット トラック」です。
ハイゼット トラックのパワートレインは660cc自然吸気ガソリンエンジンのみの設定で、2WDに加え4WDが選択できますが、アマホ ロゴス エディションの駆動方式やトランスミッション(CVTのほか5速MT設定もあり)についてはまだ明らかにされていません。
アマホ ロゴス エディションはライト、フロントグリルのカスタマイズが可能となっており、丸目2灯のクラシカルなエクステリアデザインを選ぶこともできるようになっています。
また、ボディ全体にLOGOSのロゴとなるメイプルリーフをあしらったグラフィックが描かれ、LOGOSファンにはうれしいエクステリアデザインとなっています。
なお全体的なデザインについてダイレクトカーズは「控えめで落ち着いた雰囲気で、幅広いユーザーに受け入れられるようにした」と説明しています。
室内はLOGOSの世界観を表現したインテリアとなっており、全体的に木目を活かした明るい色でコーディネートされ、随所にLOGOSのロゴやエクステリアと同じグラフィックが描かれています。
また、ポップアップルーフのテントやシンク周りなどに、LOGOS LAND柄を配しています。
この柄は、LOGOSが運営する総合アウトドアレジャー施設「ロゴスランド」のアイテムと自然が調和した世界観を表現したデザインで、柄の中にLOGOSの定番アイテムや、「ロ」「ゴ」「ス」の隠し文字を配するなど、遊び心もある意匠となっています。
室内レイアウトは、ベッドにもなるベンチソファを車両右側に目一杯配置され、エントランス側にシンクを配置しています。シンクには、3通りの取り付け方をもつ取り外し可能なテーブルを備えています。
またリアサイドには、LOGOSのグラフィックをあしらった家庭用エアコンも装備可能としています。
装備や仕様の詳細は明らかにされていませんが、アマホの仕様を踏襲しているのであれば、10リッターの給排水、走行充電システム&185Wソーラーパネル、2000Wインバーター、リチウムイオンバッテリーといったインフラが装備されます。
ボディサイズは、全長3400mm×全幅1480mm×全高1980mmで乗車定員は4名。
なお車両価格など、アマホ ロゴス エディションの詳細については、1月31日の発表時に明らかにされる模様です。