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パワフルな新型「3人乗りトライク」予約スタート! “250ccエンジン”搭載した「新型APトライク250」ついに市販化! カーターが提示した「購入の条件」とは!

くるまのニュース 2025年1月29日 6時10分

カーターは、新たな3人乗りトライク 新型「APトライク250」の予約受付を、2025年2月10日からスタートします。

■新型「3人乗りトライク」ついに予約スタート!

 2025年1月28日、カーター(神奈川県相模原市)は新たな3人乗りトライクである新型「APトライク250」の予約受付を、2025年2月10日からスタートすると発表しました。

 カーターは、2020年から「APトライク125」の正規販売店として販売や整備を担ってきました。

 2023年6月には、これまでAPトライクの総輸入元だったアライブプラスから事業全般を譲受。

 現在は直営店「PRIMARIDE」を営みながら、アフターパーツの企画・製造・販売も行うなど、APトライクに携わるすべての事業を取りまとめています。

 そんなカーターが扱うAPトライクの原初であり、現在も販売されている基本モデルとなるのが、125ccエンジンを搭載した「APトライク125」。

 同車は「最大で3人乗車が可能」「運転は普通自動車免許でOK」「保険や税金が安い」「車検が不要」という利便性の高さから、リリース開始から現在までで累計2000台以上の販売実績を誇ります。

 そして今回、予約のスタートが発表された新型APトライク250とは、このAPトライク125の性能をパワーアップした上位モデルです。

 新型APトライク250は、APトライク125同様のコンパクトな車体を維持しつつ、パワーユニットに最大出力15.6馬力・最大トルク1.98kgf・mを発揮する水冷4ストローク250cc単気筒エンジンを搭載。

 使用する燃料は通常のレギュラーガソリンで、トランスミッションには5段変速+後退のマニュアルトランスミッション(5速MT)を組み合わせます。

 カーターによると、当初はAPトライク125にも用いられる「遠心クラッチ」タイプでの開発を進めていたものの、シフト操作時の変速ショックによる駆動部品への悪影響を防ぐため、マニュアルクラッチを採用したとのこと。

 これによってドライバーの手動操作を可能とし、シフトショックの無いスムーズな走行を実現しました。

 一方で、マニュアルクラッチの操作が必要となるため、「普通自動車AT限定免許」での運転はできず、「普通自動車MT免許」が必要となっています。

 新型APトライク250の車両予定価格は77万円(消費税込)ということです。

■注文するには「条件のクリア」が必要! 提示された条件とは?

 この新型APトライク250の注文にあたって、カーターは「必ず試乗すること」を条件に提示しています。

注文するには「条件のクリア」が必要! 提示された条件とは?

 エンジンの排気量を増加させた新型APトライク250は、出力および最高速が飛躍的に向上していますが、その反面、3輪車両特有の操作性などの認知が追いついていない面は否めません。

 そのため未試乗での購入した場合に、運転感覚がユーザーの想像と異なることから危険を感じさせてしまう可能性もあると判断。

 これを防ぐため「試乗」を必須条件とし、運転が可能かどうかをユーザー自身で事前に判断し、納得したうえで購入するかたちになりました。

 また、当面は販売方式が「抽選販売」になるという説明も。

 新型APトライク250は開発段階においても多くの問い合わせや予約希望が寄せられており、注文数が入荷予定数を大幅に超えることが予想されます。

 そのため、カーターは全ての方へ平等に販売することを重視し、当面の間は予約を先着順ではなく抽選での販売を採用するとのこと。

 予約受付期間は、第一次抽選予約期間が2025年2月10日~2025年2月28日。

 全国の「APトライク250取扱店」にて試乗後、抽選に応募することが可能です。

 ただし、取扱店によっては試乗車の準備ができていない場合もあるため、必ず問い合わせのうえで来店した方が良いでしょう。

 そして抽選結果は、2025年3月1日より順次、取扱販売店に案内され、予約車両の初回ロットの日本入荷時期は2025年4月~5月頃を予定。

 以降の抽選予約は、今後公式サイトにてアナウンスがあるとのことです。

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