日産は2025年1月28日、グループの自動車専門学校 日産・自動車大学校の学生が製作したカスタマイズカーを「大阪オートメッセ2025」に出展すると発表しました。
■学生たちの想いが込められた集大成!
日産は2025年1月28日、グループの自動車専門学校 日産・自動車大学校の学生が製作した2台のカスタマイズカーを「大阪オートメッセ2025」に出展すると発表しました。
今回展示される車両は、「東京オートサロン2025」で注目を集め、多くの来場者やメディアから高評価を得たモデルだといいます。
日産・自動車大学校は、全国に5校(栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校)を有する自動車整備専門学校です。
自動車整備の国家資格取得を目指す学科に加え、モータースポーツ系や車体系(板金・塗装)の課程があります。
主に車体系の課程を有する学生たちが授業の集大成として製作したカスタマイズモデルを、毎年東京オートサロンや大阪オートメッセで披露することが恒例となっており、ベース車両を一変させるハイレベルなカスタムで注目を集めています。
今回の「大阪オートメッセ2025」も、京都校カスタマイズ科の学生が製作し、1月の東京オートサロン2025で公開した2台の車両が出展されます。
1台目は、「NEO SKYLINE」です。
NEO SKYLINEは、CV35型「スカイラインクーペ」をベースに1970年代に人気を博した「ケンメリスカイライン」をオマージュしたモデルです。
学生たちは、「Nostalgia」「Enthrall」「Originality」の3つをテーマに、世代・年代ごとに異なる感情を込めたコンセプトを設定しました。
車体は、懐かしさと新しさを兼ね備えた「トモアキブルー」で塗装され、ケンメリの象徴であるブライトブルーメタリックに新たにパールを加えたカラーが採用されています。
また、デザインもケンメリの伝統を尊重しつつ、現代的なスタイルを追求しています。
もう1台は、「Z Lealia」です。
Z Lealiaは、「家族と歩むスポーツワゴン」をコンセプトに、日産のスポーツカー「フェアレディZ」のエッセンスを取り入れたモデルです。
M35型「ステージア」をベースに、最新のRZ34型フェアレディZの持つ流麗なデザインを表現しています。
リア周りは大胆に改造され、日産リーフのパーツを取り入れるなど、スポーティさと日常的な使いやすさを両立させました。
車体カラーにはフェアレディZの「イカヅチイエロー」を採用。
筋肉質なワイドフェンダーが強調されたデザインが特徴的で、家族全員でドライブを楽しめるスポーツカーの新しい形を提案しています。
今回の出展を通じて、日産・自動車大学校の学生たちの情熱と創造力がどのように来場者の心を掴むのか、期待が高まります。
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大阪オートメッセ2025は、2025年2月7日から9日まで、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されます。