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スズキ新型「カクカク5ドアSUV」発表! 日本初の「“リアドア付き”ジムニー」何がスゴイ? 新型「ジムニーノマド」だけが持つ“専用装備と機能”とは!

くるまのニュース 2025年1月31日 15時10分

スズキは、「ジムニーシリーズ」として国内初となる5ドアモデル「ジムニー ノマド」を発表しました。同車のみの専用装備にも注目です。

■新型「ジムニー ノマド」は何がスゴイ!? 専用装備に注目!

 2025年1月30日、スズキは高い悪路走破性を誇る本格軽SUVの「ジムニーシリーズ」において、国内初となる5ドアモデル、新型「ジムニー ノマド」を4月3日に発売すると発表しました。

「ジムニー」の現行型は、2018年7月に発売。

 これまで3ドアモデルのみが展開していた同車ですが、2023年6月に初の5ドアモデルがインドで発売されたことから、日本国内への導入を求める声が数多く寄せられていました。

 そしてそれはスズキもしっかり認識しており、今回ついにその願いが実現。

「市場の要望が多かったため」というスズキの導入理由の説明とともに、日本市場において5ドアモデルが“ジムニー ノマド”の車名で発売される運びとなったのです。

 そんな新型ジムニー ノマドは、「本格的な悪路走破性を持つ5ドアコンパクトクロカン4×4」をコンセプトに、ジムニーならではの悪路走破性を維持しながら、ボディの延長やリアドアを追加。

 乗車人数は「4人」となっており、これは3ドアモデルと変わらない値ですが、後席スペースの拡大やシート厚を増したことで、居住性と乗降性が大きく向上しています。

 ボディサイズは全長3890mm×全幅1645mm×全高1725mmで、3ドアかつ普通車の「ジムニー シエラ」と比較すると、340mm長い全長が特徴的。

 これはホイールベースが延長された距離と完全に一致しており、拡大されたスペースは先述のように後席のために使用されていることが分かります。

 また、新型ジムニー ノマドはジムニーとは異なる専用装備や機能を数多く備えている点にも注目でしょう。

 まずエクステリアで目を引くフロントグリルは、形状自体は他のジムニーシリーズに準ずる「5スロットグリル」を採用するものの、クロームの縁取りとガンメタリック塗装を施した専用品とすることで、上質感を演出。

 またボディカラーの「シズリングレッドメタリック」と「セレスティアルブルーパールメタリック」なども、ジムニーシリーズとして初設定です。

 車内に目を向ければ、フロントコンソールボックスに運転手用の後席パワーウインドウスイッチを追加。

 先述のようにリアシートのクッションの厚みは増しており、後席にもパワーウインドウスイッチが備わります。

 さらにスピーカーは、3ドアモデルが2個だったのに対し、4スピーカーへと増加。音楽を楽しむ際にも優れた環境を提供します。

 ラゲッジスペースには、荷物の滑りにくいカーペットを採用。

 一方で、荷物などを固定するユーティリティーナットは、3ドアモデルの10個から4個へと減少しています。

 機能面では、標識認識機能に「一時停止」を追加。

「後退時ブレーキサポート」や「後方誤発進抑制機能」も、ジムニーシリーズでは新型ジムニー ノマドのみ搭載されています(AT車のみ)。

 またフロントブレーキは、ディスクブレーキからベンチレーテッドディスクブレーキへと進化しており、より安全性が高められているのも魅力的です。

 そのほか、当然ですがラダーフレームやリアドア自体も、この新型ジムニー ノマド用に新作された専用品といえます。

※ ※ ※

 新型ジムニー ノマドは、「FC」という1グレードのみの展開で、車両価格(以下、消費税込)は5速MTが265万1000円、4速ATが275万円。

 またボディカラーによっては有償となり、アークティックホワイトパール塗装車は3万3000円、ブラック2トーンルーフ仕様車は5万5000円が追加で必要です。

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