トヨタ「ヤリス」には、これまで昭和時代のクルマによく装備されていたパーツが純正アクセサリーとしてラインナップしており、それらを選択することでレトロ仕様に仕上げることができます。一体どのようなパーツなのでしょうか。
■ヤリスが昭和のクルマ風に大変貌!
トヨタのコンパクトハッチバック「ヤリス」は、2020年2月の発売以来、手頃な価格と扱いやすいサイズ感が評価され、多くのユーザーに支持されてきました。
日本自動車販売協会連合会が発表した2024年の「新車統計データ 乗用車ブランド通称名別順位」では、ヤリスシリーズ全体で16万6162台を記録し、「カローラ(シリーズ車も含む)」に次ぐ販売台数を誇る人気モデルとなっています。
そんなヤリスは、2024年1月に一部改良が行われるなど、最新の技術やトレンドを取り入れながら進化を続けています。
しかし、同時にレトロな雰囲気を楽しめるクラシックなアクセサリーも用意されており、懐かしさを感じさせる仕様にカスタマイズすることも可能です。
代表的なアイテムの1つが、昭和時代の高級車やタクシーでよく見られた「レース素材のシートカバー」です。
これは、ヤリスにも「ハーフシートカバー」として純正アクセサリーにラインナップされています。
これにより、車内に懐かしい雰囲気を加え、昭和の高級車らしい風格を演出できます。
なお、価格は1台分で1万1000円(税込、以下同)です。
同様にインテリアの雰囲気を大きく変えるアイテムとして、木目調の「インテリアパネルセット」もあります。
このアクセサリーは、インストルメントパネル部分やパワーウインドウスイッチ周りに取り付け可能で、木目調のデザインが落ち着いた高級感を演出。
昭和の国産高級車のような重厚な雰囲気を再現できます。
カラーは茶木目と黒木目が設定されており、価格は両方とも3万800円です。
さらに、往年のショーファードリブン(運転手付きの車)の名残を感じさせる後部座席の快適性を高めるパーツも充実しています。
さらに、往年のショーファー的要素を感じさせる後部座席に座るユーザーの快適性を考慮したパーツが、トヨタが展開しているクルマでの快適な外出をサポートするカー用品「サポトヨプラス」から発売されているのもポイントです。
クルマの乗降をサポートするための「アシストグリップ」が3種類も用意されています。装備されています。
トヨタのカー用品ブランド「サポトヨプラス」からは、車の乗降をサポートする「アシストグリップ」が3種類ラインナップ。
シンプルタイプ(6270円)、ヘッドレスト取り付けタイプ(1万6500円)、つり革タイプ(4840円)と、用途に合わせたバリエーションとなっています。
このようにヤリスは現代的な装備を備えつつ、昭和の国産高級車を思わせるアクセサリーも豊富に揃っており、最新装備とクラシックなデザインを融合させたコーディネートを楽しむこともできるのです。