2025年1月10日から12日まで開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン(TAS)2025」で、非常にコンパクトなスポーツカー「コペルシェ」が注目を集め、SNSにもさまざまな反響が寄せられています。
■テールライトは「ホンモノ」を流用!? 完成度の高さに興味津々!
2025年1月10日から12日までの3日間、世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン(TAS)2025」が開催されました。
さまざまなカスタムモデルが登場するなか、小さな「ポルシェ」を思わせるカスタムカーが来場者の注目を集め、SNSにも多くの声が集まっています。
CLS/スタンスマジックが出展した「COPERCHE(コペルシェ) 887 GT-K」は、ダイハツの軽オープンスポーツカー「コペン」(初代/L880K型)がベースにつくられた「小さなポルシェ」のカスタムカーです。
丸い車体を持つ初代コペンをポルシェ風に改造するカスタムボディキットは以前より存在しており、フロントバンパーをポルシェ風のデザインに交換することでイメージに近づけることができます。
ところが今回出展されたコペルシェ887GT-Kは、モチーフとされたポルシェ997型「911 GT3」のレース仕様(カップカー)らしい雰囲気をさらに強くしたモデル。
ヘッドライトはダイハツ「キャスト」の丸型を流用したほか、フロントのウインカーを997型前期と同型のLEDタイプ、テールライトも996用の「本物」を使用したことで、リアル感がグンと増したのです。
そもそもコペンはオープンカーのはずですが、コペルシェ887GT-Kはルーフを固定してクーペスタイルに大改造されています。
さらにドアなどごく一部を除きボディパネルはほぼ一新。ワイドボディ化されたうえ、グラマラスなフェンダーを実現しました。
足回りもローダウン化され、深リムの大径アルミホイールと組み合わせることで、細部まで“ポルシェ”化が図られています。
コペンをポルシェ風にしたカスタムカーはこれまでもありましたが、ここまで多岐にわたって手を加えたのは珍しい事例でしょう。
さすがにパワートレインの搭載位置までは変わっていませんが、フロントに搭載されるエンジンは1.3リッターに換装され、パワーアップされているといいます。
そんなコペルシェに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「会場で見たけどイイ感じだった」「こういうのを見るのが楽しみでオートサロン来てる」「日本的な精巧さ」「大人が本気で遊んでるって思わせるところが良いね」など、その完成度の高さや製作者の遊び心に感銘を受けたという人たちの声でした。
次回の東京オートサロン2026でも、コペルシェのように来場者を「アッ」と驚かせてくれるような楽しいカスタムカーの登場が期待されるところです。