「東京オートサロン2025」にて、日産がミドルSUV「エクストレイル」をベースにカスタムを施したコンセプトカーを出展しました。このモデルにネット上では反響が集まっています。
■上質なChillを楽しめる「エクストレイル」に反響多数!
2025年1月10日から12日の3日間、世界最大級のカスタムカーの展示会である「東京オートサロン2025」が開催されました。
豊富なコンテンツが堪能できる東京オートサロンですが、メインのカスタムカーの展示も回を重ねるごとに熱量が増し、海外からの来場者も多数見受けられます。
日産自動車は、現行型「エクストレイル」をベースに、「”Chill”を感じる世界感」を表現したコンセプトカー「エクストレイルunwind concept(以下アンウインド・コンセプト)」を出展しました。
エクストレイルは、初代モデルが2000年に誕生したミドルクラスの人気SUVです。
タフな造りと高い走破性を特徴とし、国内をはじめ北米や欧州、中国など多くの海外市場で販売されるグローバルモデルとなりました。
現行型は4代目。北米で2020年6月に世界に先駆けて発表され、その後中国や欧州など世界各国へ順次投入しながら、日本には2022年7月に導入されています。
アンウインド・コンセプトは、アウトドアとインドアの境界を超え、本格的なエスプレッソを楽しむ贅沢な時間を提供する空間を目指してデザインされています。
外装には専用のフロントグリルやバンパー、特別塗装のアンダーカバー、JAOS製フェンダーガーニッシュtype-X、純正サイドステップなどが装備され、落ち着いたアウトドアスタイルを演出しています。
足回りには、JAOS製のリフトアップスプリングやホイール、トーヨータイヤの「OPEN COUNTRY A/T III」を採用し、タフな印象を強調しています。
内装では、荷室にウッド素材のS字型ラゲッジラックやランチリオ製エスプレッソマシンを搭載し、アウトドアでもリラックスできる空間を提供しています。
さらに、リアにはリビングスペースをそのまま載せたようなトレーラーを牽引しており、パラソルなどを収納して現地で展開することを想定しています。
このトレーラーは、エスプレッソを楽しんだり、レコードプレーヤーで音楽を聴いたり、さらには“推し活トレーラー”として活用するなど、インドアの趣味をアウトドアに持ち出す発想を表現しています。
デザイン担当者は、「大人のラギッド感」をテーマに、車高を上げすぎず、色合いを抑えることで、やりすぎないカスタマイズを意識したと述べています。
心を落ち着かせ、自分の好きな場所でゆったりと過ごすことをコンセプトに掲げ、適度なオフロード性能を持たせつつ、過度なカスタムは避けたとのことです。
そんなアンウインド・コンセプトにネット上では、「落ち着いたブラウンの外装がカッコイイ!」「アウトドア仕様だけどめちゃ上品!」など大人なカスタムデザインを称賛する声が。
また「クルマにウッドラックとエスプレッソマシンは贅沢」「テラス付きのトレーラーという発想が斬新!」「タフさと快適さを両立させる足回りに期待!」と、いった豪華装備に驚くユーザーも見受けられました。
さらに「ソロキャンで贅沢に使いたい」「街乗り、アウトドアでも上質な時間を楽しめそう」など、アウトドア好きのユーザーからも高評価を得ていました。