東京都江東区は2025年2月3日、次年度予算の概要を発表。そのなかで、若洲公園への「都内最大の遊具」について、整備着手していくとしています。
■発電設備の跡地に建設
東京都江東区は2025年2月3日、次年度予算の概要を発表。
そのなかで、若洲公園への「都内最大の遊具」について、整備着手していくとしています。
若洲公園ではリニューアル事業が進められており、2023年3月に整備方針について「親子で過ごす江東区版ゼロカーボンパーク」と決定していました。
リニューアル予定は2027年4月を予定しています。
この整備事業の目玉となるのが、都内最大となる大型遊具の整備です。
大型遊具は、風力発電施設の跡地(約3000m2)に設置されます。
大型遊具には「4つの都内最大」が誕生する計画です。
●ワイドフリーフォールスライダー
複数人が同時に滑り降りることができる幅広のすべり台で、「高さ4m」「滑走幅5m」が都内最大だといいます。
●スパイラルチューブスライダー
上が開口したチューブ上のスライダーで、くるくるねじれながら下りるものです。「高さ10m」「回転数5回」が都内最大です。
●ローラースライダー
すべり面に無数のローラーが設置されているタイプのすべり台です。「高さ12m」が都内最大です。
●シンボルルーフ
屋根の最高点が「高さ19.8m」で都内最大です。
※ ※ ※
ほかにもより滑りやすい滑面である「高分子スライダー」や、「ロープのぼり」「のぼり棒」「ネットトランポリン」などを備える計画です。
公園整備事業全体の2025年度予算は約9億7000万円。
若洲公園は「東京ゲートブリッジ」東詰に位置し、大田区の平和島・城南島方面から直結しています。新木場駅からさらに海側に突き出した人工島「若洲」にあり、アクセスはクルマもしくは東陽町駅・新木場駅から都営バス「木11甲」です。
若洲公園にはキャンプ場やバーベキュー施設もあり、週末を中心に家族連れやライダーで賑わっています。
なお、東京ゲートブリッジ自体はバス路線がなく、歩道で大田区側からやってくることもできません。東京ゲートブリッジへは若洲側から橋上歩道へ行けますが、反対側の西詰(中央防波堤)で折り返すことになります。