2025年2月に開催される「大阪オートメッセ2025」に、ケーファクトリーはトヨタ「クラウンスポーツ」のカスタムカー「AERO OVER P639e」を展示します。一体どのようなクルマなのでしょうか。
■フェラーリ仕様の「クラウンスポーツ」を大阪で実車展示
2025年2月7日から9日に、インデックス大阪(大阪市住之江区)にて「大阪オートメッセ2025」が開催されます。
このイベントは関西圏最大級のチューニングカー・カスタムカーの祭典で、例年自動車メーカーやカスタムパーツメーカーが最新のカスタムカーや技術を披露する場として、クルマ好きを中心に人気を博しています。
そこでケーファクトリーは、2025年1月の「東京オートサロン2025」で初公開したトヨタ「クラウンスポーツ」のカスタムカー「AERO OVER P639e」を実車展示することが明らかになりました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
ケーファクトリー(大阪府和泉市)が手掛けるブランド「AERO OVER」では、オリジナルのエアロパーツを展開しており、独自のデザインと高品質なパーツで、国産車を中心に幅広いカスタマイズを提供しています。
なかでも特徴的なのは、輸入車の造形をオマージュしたエアロパーツで、これまでもメルセデス・ベンツの本格オフロードSUV「Gクラス」を彷彿とさせる、スズキ「ジムニー」用のエアロパーツなどを展開しています。
今回の大阪オートメッセで披露される「AERO OVER P639e」は、先駆けて東京オートサロン2025でも公開されています。
ベースモデルは、トヨタのクラウンスポーツで、クラウンスポーツのデビュー当時、フェラーリのスーパースポーツSUV「プロサングエ」に似ていると話題になったことから、少し似せたエアロを作ってみようと思い立ったといいます。
そのため車名も、P=プ、6=ロ、3=サン、9=グ、e=エと、オマージュ元となったプロサングエにちなんだものになっているのもポイントです。
東京オートサロン2025展示時には、AERO OVERの「P639e ボディキット(フロントハーフスポイラー、リヤディフューザー、専用エキゾーストフィニッシャー)」や、4本出しのオリジナル車検対応スポーツマフラーが装着されていました。
足回りはRS R Ti2000のハーフダウンスプリングを装備し、若干のローダウンカスタムが施されていたのも印象的です。
また、ボンネットの先端とフェンダー部分に黄色いエンブレムが装着されており、その佇まいはまさにプロサングエを彷彿とさせます。
そんなスタイリッシュに仕上がったAERO OVER P639eは、東京オートサロン2025内で開催された「東京国際カスタムカーコンテスト2025」で、ドレスアップSUV部門の優秀賞を受賞しました。
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大阪オートメッセ2025では、AERO OVER P639eのほか、スズキ「ジムニー5ドア」をGクラス風にカスタマイズした「G62L」、同様のカスタマイズを「ジムニー3ドア」に施した「G62S」などの車両を展示するといいます。