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トヨタ新型「GRカローラ」発表に大反響! 「カッコいい!」「欲しい」の声が多数! オプションがいろいろスゴい! 進化したスポーツモデルに熱視線!

くるまのニュース 2025年2月4日 18時10分

進化版のトヨタ「GRカローラ」が発表されました。さまざまな点が大きく進化した同車について、注目する声がネットで寄せられています。

■「GRカローラ」大幅進化でどう変わった?

 TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は2025年2月4日、「GRカローラ」の大幅改良モデルを発表し、受注を開始しました。同年3月3日に発売される予定です。

 GRカローラは、5ドアハッチバック「カローラスポーツ」をベースにしたハイパフォーマンススポーツモデルとして2022年3月に登場。

「GRヤリス」に搭載される1.6リッター3気筒インタークーラーターボエンジン「G16E-GTS」を採用しながら、排気効率向上やピストン材質変更、過給圧の変更などを図ることで、最高出力は304馬力を達成しました。

 このエンジンに、前後駆動力可変のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」と、6速iMTを組み合わせます。

 ボディは基本的にカローラスポーツがベースですが、パワーユニットの出力向上に合わせた剛性の強化と軽量化を実現。フロント・リアフェンダーを30mm拡幅したほか、大開口のフロントロアグリルなどにより、アグレッシブなスタイリングとしました。

 インテリアはスポーツ走行時の視認性を考慮したメーターに加え、車両の挙動をコントロールしやすいようにショートストロークのシフトレバーと手引き式のパーキングレバーを装備しています。

 今回の大幅改良モデルは、スーパー耐久シリーズなどのモータースポーツに参戦するなかで得られた知見を取り入れ、高速コーナーでの旋回性能や加速性能、冷却性能などが改良されました。

 具体的には、前後ショックアブソーバーの構造変更やトレーリングアームの取付点上昇、リアのスプリング・スタビライザーのばね特性の見直しなどを実施。

 1.6リッター3気筒ターボエンジンは、中速域のトルクを30Nm増加させ、トータルで400Nmへと向上させました。

 加えて、2024年1月にアップデートされたGRヤリスと同じく、新開発の8速AT「GAZOO Racing Direct Automatic Transmission(GR-DAT)」新たに設定しています。

 冷却性能に関しては、GR-DAT搭載車にはエンジン始動時の暖気もかねる水冷式ATFウォーマー&クーラーのほか、空冷式ATFクーラーを標準装備。スポーツ走行時のエンジン冷却を強化するためにサブラジエーターを設定しました。

 ほかにも、冷却用空気の排出ダクト構造やフロントブレーキに走行風を導くブレーキダクトも採用。空力性能では新意匠のバンパー形状へ変更し、デザイン性と性能の向上も図っています。

 また、ABSやステアリングなどシャシ締結部の変更、クラッチの操作性も改良を図り、操縦性や安定性を高めました。

 そして日本仕様では、GPSを用いて対象のサーキット内にいると認識された場合にフルに性能を発揮できる「サーキットモード」を新たに設定。

 このモードでは、アンチラグ制御の追加、スピードリミッターの上限引き上げ、クーリングファンの出力最大化に加え、シフトタイミングインジケーターの利用が可能です。

 さらにオプションとして、専用セミバケットシートやウルトラスエード素材のステアリング、シフトノブ、パーキングブレーキ、鋳物ブラックの加飾パネルなどをあしらい、特別なインテリアに仕上げることができる「スポーツパッケージ」が設定されました。

 そんな新型GRカローラについて、早くもネットで反響が集まっています。

「GRカローラかっこいい!」「GRカローラ進化版、マジすげー」「欲しい!」など、新デザインに好印象を持つ人が多いようです。

 ほかにも、「8速ATで速そう!」「ATのマニュアルモードレンジは+が引く、-が押すってのも素晴らしい」「8速ATは乗り心地も良さそう」など、新開発のスポーツATに注目する書き込みも見られました。

 さらに、「新しいオプションのセミバケットシートは気になる」「モリゾウシートが純正オプションで用意されるのね」と、新設定のオプション装備に興味を持つ人も。

 進化したGRカローラの装備・機能に関して、「前期GRカローラでもレッドシートベルトだけは欲しい」「ソフトウェアアップデートで旧型にもサーキットモードが欲しいなあ」という意見もあがっており、従来型のオーナーも関心を持っていることがわかります。

※ ※ ※

 改良モデルのGRカローラの価格(消費税込)は、6速MT車が568万円、GR-DAT車が598万円です。

 なお、従来のGRカローラに対して、改良モデルの一部の機構を装着できるアップグレード部品セットも展開される予定とのこと。

 ステアリング系統およびリアショック部の「締結剛性向上ボルトセット」、前後サスの「旋回性能向上サスペンションセット」の2種類が2025年夏頃に発売されることになっています(価格は未定)。

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