イギリスのオークションサイト「COLLECTING CARS」で、約767万円という高額でスズキ「ジムニー」が落札されました。ゴージャス感漂うこのジムニーについて、注目してみましょう。
■約767万円のジムニー!?
イギリスのオークションサイト「COLLECTING CARS」で、2021年式の「ジムニー シエラ」は、中古車ながら新車価格を超える767万円で取引されました。どのようなクルマなのでしょうか。
ジムニーは1970年の発売以来、国内外で多くのファンに愛され続けている世界最小クラスの本格四輪駆動車。現行モデルは2018年に発表された4代目モデルです。
日本では現在、軽(ジムニー)と小型(ジムニーシエラ)、そして2025年1月に追加された5ドアモデル(ジムニーノマド)の3本立てで展開されています。
今回英国COLLECTING CARSで出品されていた「ジムニー シエラ」は走行距離約1.6万km。
大きな変更点として上げられるのは、そのエクステリアでしょう。メルセデス・ベンツのチューナーとして名高いBRABUS(ブラバス)らしいロゴと、Gクラスらしいフロントマスクを装備し、メルセデス・ベンツ「Gクラス」をオマージュしています。
また、ボディカラーはペプシブルーメタリックという、鮮やかな青色を採用しました。
更に、さらに驚愕なのがインテリアで、基本的なレイアウトこそジムニーのままですが、インテリアカラーはタンにすべて置き換えられ、エアコンの吹き出し口はホンモノのGクラスのものと思われるものを装着しています。
パワートレインは、オリジナルの1.5リッター直列4気筒の自然吸気(NA)エンジンと4速オートマチックを組み合わせています。最高出力は約101馬力です。
チューニングなどは特にされていないこのジムニーシエラですが、内外装の豪華さを見ると、767万円という価格も理解できそうです。
SNSなどでは、「豪華すぎる」「高い…」「ホンモノのGクラスをかったほうがイイのでは」など様々なコメントがみられました。