トヨタオーストラリア法人が発表した新型「ランドクルーザープラド」に対してネット上では反響が集まっています。
■カクカク人気な軽クロスオーバー
トヨタの新型SUV「ランドクルーザー プラド」がオーストラリアで発表されました。
このモデルは、日本で「ランドクルーザー250」として知られるクルマと基本的に同一ですが、オーストラリア仕様では独自のフロントマスクや装備が採用されています。
新型プラドは、全長4990mm×全幅1980mm×全高1925-1935mmのボディサイズを持ち、力強いカクカクとした外観が特徴です。
パワートレインには、2.8リッターのディーゼルターボエンジンと日本仕様には未設定の48Vのマイルドハイブリッドシステム「Vアクティブテクノロジー」を組み合わせ、燃費性能の向上を図っています。
グレード構成は、エントリーモデルの「GX」から「GXL」「VX」、最上級グレード「カカドゥ」、さらにオフロード性能が重視された「アルティテュード」の全5種類を設定。
全車に12.3インチのタッチスクリーンや最新の運転支援システム「トヨタセーフティーセンス」が搭載されています。特に「カカドゥ」グレードでは、パノラマムーンルーフやヒーターと換気機能付き2列目シート、トヨタ初の長さ調節可能な運転席シートクッション、ヘッドアップディスプレイなど、豪華な装備が充実しています。
VXとカカドゥは、150系プラドと同様の縦格子状フロントグリルを採用し、先代プラドの雰囲気を色濃く継承しています。なお、カカドゥの名称は、世界遺産に登録された「カカドゥ国立公園」に由来しています。
オーストラリア市場での価格は、エントリーモデルの「GX」が7万2500オーストラリアドル(1オーストラリアドル=100円の為替レートで約700万円)から、最上級グレードの「カカドゥ」が9万9990オーストラリアドル(約960万円)となっています。
この新型プラドの発表に対して、ユーザーからはさまざまな反響が寄せられています。
デザイン面では、「角ばったボディが力強さを感じさせ、まさにランドクルーザー!」
「フロントグリルのデザインが昔のプラドを思い出し懐かしい」との声があり、新旧のデザイン要素を巧みに融合させた外観が高く評価されています。
性能に関しては、「2.8リッターディーゼルターボのパワーとトルクに期待」「48Vのマイルドハイブリッドシステムで燃費がどれだけ向上しているのか気になる」といった、伝統的な走破性に加わった新たな走行性能についての声が見受けられます。
さらに、「カカドゥグレードの快適装備豪華すぎ!」「標準装備で大型タッチスクリーンや安全装備搭載は嬉しい」など、充実した装備が評価されていました。
このように、新型ランドクルーザープラドはデザイン、性能、装備の各面で高い評価を受けており人気の高さが感じ取れます。