2022年の東京オートサロンで初公開された「GR GT3 Concept」。2024年には市販化の噂が囁かれており、期待がかかっています。そんな中Nikita Chuicko氏がGR GT3のレクサス版とされる「LFR」の予想CGを作製しました。このCGについてSNSなどでは様々な反響が集まっています。
■伝説のレクサス「LFA」の後継機!?
2022年の東京オートサロンで、トヨタは「GR GT3 Concept」を初公開しました。同車はカスタマーモータースポーツの最高峰であるGT3のユーザーに選んでもらえるような魅力的なクルマを提供したいという想いで作られたといいます。
そのGR GT3 Conceptのテストカー等の情報を参照しつつ、Nikita Chuicko氏によって作成されたのがレクサス「LFR」のCGモデルです。その詳細を見ていきましょう。
GT3カテゴリのモータースポーツユーザーに向けられたGR GT3 Concept。一方で、公開時の情報では「TGRがモータースポーツの現場で得た知見、磨いてきた技術をGT3車両開発だけではなく量販車開発でも生かし“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”をさらに推進していきます」とも語られています。
それもあってか、このモデルのロードゴーイングバージョンがリリースされるとウワサされていました。
その後しばらくは続報などもなく、一説には開発が凍結されたというウワサもありましたが、ここへきて開発車両でおなじみのカモフラージュラッピングが施されたテストカーが補足されており、間もなくの登場になるとの期待が高まっています。
そんなテストカーの情報を参考にそのGR GT3 Conceptのレクサス版となるLFA後継車「LFR」の予想CGを手掛けたのが、デジタルクリエイターのNikita Chuicko氏です。
レンダリングではボディカラーをホワイト、ルーフ部分をブラックとしたツートンカラーにしました。さらに、ロングノーズやワイドボディが強調されたデザインは、ユーザーからは「ヴァイパーみたいだ」などとダッジのスポーツカーと比較する声もあります。
フロントマスクはレクサス「LBX」などの新型車が採用し始めたユニファイドスピンドルグリルを踏襲したデザインを使用。リアにはレクサス車のトレンドである一文字のテールランプと文字のブランドエンブレムが備わっているほか、大きなリアウィングも装備しています。
さらにテールランプ下には、レクサスLFAを思わせるグリルが備えられています。これはLFAが前後重量配分を最適化するためにリアラジエータを採用していたことに由来するもの。最新のテストカーの写真でも同様のグリルが見られるため、LFAのようなレイアウトが採られていると思われます。
さすがにLFAの後継車種ともウワサされるモデルがこのCGのままの姿で登場する可能性は低そうですが、SNSなどでは「カッコイイ」「こんなデザインなら欲しい」「スゴイ金額になりそう」など様々な意見が集まっていました。