スズキのドイツ現地法人は、バイクにおけるフラッグシップモデル「Hayabusa(ハヤブサ)」の2025年モデルを発表しました。一体どのような進化を遂げたのでしょうか。
■スズキ最強の新・爆速バイク「ハヤブサ」登場!
2025年1月16日、スズキのドイツ現地法人は大型二輪車のフラッグシップモデル「Hayabusa(ハヤブサ)」の2025年モデルを発表しました。
このモデルでハヤブサは一体どのような進化を遂げたのでしょうか。
ハヤブサは初代モデルが1998年に登場。
1999年には「Hayabusa (GSX1300R)」として、欧州や北米市場で販売がスタートしました。
そして2021年には現行となる3代目モデルが発売され、2025年現在においても、圧倒的な高性能と優れたドライバビリティを兼ね備えたモデルとして、世界中のライダーから支持を集めています。
そんなハヤブサの特徴は、スズキの最先端の技術を常に搭載するフラッグシップモデルであること。
また、風洞テストと高速度走行テストを繰り返し実施することで実現した、空力に最適化した流麗なフェアリングを備えています。
この個性的なボディデザインは、まさに空気の流れが可視化されたような独特な造形で、歴代ハヤブサに共通する象徴的なデザインとなっています。
パワーユニットには、最高出力190馬力・最大トルク150N・mを発揮するパワフルな1340cc水冷4気筒エンジンを搭載。(ドイツ仕様の値)
力強いトルクを活かし、低中速における扱いやすさと高速での優れたパフォーマンスを実現しています。
また、軽量化したクランクシャフトやピストン、コネクティングロッドを採用。
独自の排気音質チューニングを施したエキゾーストシステムも備え、胸のすくような心地よいサウンドを楽しむことも可能です。
さらに「スズキ インテリジェント ライド システム(SIRS)」の導入とともに、ローンチコントロール、トラクションコントロール、コーナリングABSなどの最新技術を搭載し運転安全性を向上。
素早くスムーズなギアチェンジを可能とする双方向クイックシフターも装備したほか、ブレーキシステムはブレンボ製のハイエンドコンポーネントを採用し強力かつ安全な減速を実現します。
KYB製の倒立フォークと中央スプリングストラットは、高速走行時の安定性と正確なハンドリングとともに広い調整代を可能としています。
そんなハヤブサに今回、最新の2025年モデルが発表されました。
2025年モデルのハヤブサは、現代のモーターサイクルに求められる高い環境性能を実現しており、新しいユーロ5+排出ガス基準に適合。
さらにボディカラーも様変わりしており、「パールビガーブルー/メタリックミスティックシルバー」「グラススパークルブラック/メタリックマットチタンシルバー」「メタリックマットスチールグリーン/グラススパークルブラック」という3タイプの組み合わせを用意します。
この最新作となるハヤブサ2025年モデルの車両価格は1万8800ユーロ、日本円で約194万円となっています。