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ヤマハ新型「MT-07」発表! 全面刷新した「最新ストリートファイター」はド迫力デザイン採用! 次世代の“変速シフト機構”を搭載した「新型モデル」何が変わった?

くるまのニュース 2025年2月10日 5時50分

ヤマハは2025年2月4日、新型「MT-07 ABS」および「MT-07 Y-AMT ABS」を発表しました。従来モデルと比較し、デザインや操作感、ライディングポジション、サウンド、軽量化など、多岐にわたる性能が向上しています。

■ヤマハ新型「MT-07」登場!

 ヤマハは2025年2月4日、新型「MT-07 ABS」および新型「MT-07 Y-AMT ABS」を公開し、同年2月26日に発売すると発表しました。
 
 この新型MT-07シリーズとは、一体どのようなバイクなのでしょうか。

 MT-07は、ヤマハが製造、販売する大型スポーツバイクのシリーズ。

 扱いやすさを追求したモデルであり、街中や峠、曲がりくねった道路といった様々な状況において、初心者から経験豊富なベテランライダーまで走りを楽しむことが可能です。

 ボディサイズは、全長2065mm×全幅780mm×全高1110mm、シート高は805mm。

 パワーユニットには688ccの水冷直列2気筒エンジンを搭載し、最高出力73馬力・最大トルク6.9kgf・mを発揮します。

 今回のモデルチェンジによって誕生した、新型MT-07 ABSとMT-07 Y-AMT ABSの特徴としては、まず「YCC-T」(電子制御スロットル)を初採用した点にあり、吸入空気の取り込みを最適化するとともに、全回転域での滑らかなトルク特性を実現しています。

 またエアクリーナーボックス、吸気ダクト、吸気ファンネル、吸気口カバーなどの形状やレイアウトを見直したほか、燃料タンクカバーに4ヶ所の穴を追加した「アコースティック・アンプリファイア・テクノロジー」によって、ゴロゴロと唸るようなエンジン音を演出しました。

 走行性能の向上にともなって剛性バランスを取り直した新設計のフレームとリアアームを採用し、同時にハンドルの位置を手前かつ下方に変更。あわせてフットポイントを下げるなど、ライディングポジションも調整しています。

 フロントには倒立式サスペンション、リアにはリンク式モノクロスサスペンションを搭載。剛性を最適化したことにより、旋回時や制動時の良好な接地感を実現しました。

 さらに車体を従来モデルよりも大幅に軽量化したうえで、新設計のスピンフォージドホイールをMT-07としては初採用。俊敏なハンドル操作を可能としています。

 メーターには、4種の表示パターンを選択できる5インチTFTメーターを装備。専用アプリをインストールしたスマートフォンと車両を接続することで、電話やメールの着信通知、ナビゲーション機能の使用といった、多様なコンテンツをメーター上に表示することもできるといいます。

 エクステリアでは、イメージを一新した小型で薄い小径ヘッドライトを新採用し、下部に薄型のポジションライトを配置。

 二眼タイプのフロントマスクは、端正でありながら親近感を感じるデザインに仕上がっています。

 そのほかMT-07 Y-AMT ABSのみ、電子制御シフト機構である「Y-AMT」を搭載。左手によるクラッチ操作と左足によるシフト操作をアクチュエーターが担うことで、ギアチェンジを自動化し、ライダーの操作を簡略化することで快適性を向上させました。

 ボディカラーは、「ブルー」「マットライトグレー」「マットダークグレー」の全3色から選択可能。

 車両価格(消費税込)は、MT-07 ABSが96万8000円、MT-07 Y-AMT ABSが105万6000円に設定されています。

※ ※ ※

■主要諸元(※カッコ内はMT-07 Y-AMT ABS)

・全長×全幅×全高:2065mm×780mm×1110mm
・シート高:805mm
・車両重量:183kg(187kg)
・乗車定員:2人
・エンジン型式:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
・総排気量:688cc
・最高出力:73馬力
・最大トルク:6.9kgf・m
・燃料消費率
  定地燃費値:39.8km/L(35.5km/L) ※60km/hで2名乗車時
  WMTCモード値:25.4km/L(25.8km/L)※1名乗車時
・燃料タンク容量:13L(無鉛レギュラーガソリン指定)

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