日産学園は2025年2月6日、「ノスタルジック2デイズ2025」に学生製作のカスタマイズカーを出展すると発表しました。
■古き佳きを感じる2台が登場!
日産・自動車大学校は、2025年2月22日と23日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される「ノスタルジック2デイズ2025」に、学生が製作したカスタマイズカー2台を出展します。
このイベントは、日本最大級のクラシックカーイベントです。
日産・自動車大学校は全国に5校(栃木校、横浜校、愛知校、京都校、愛媛校)を有する自動車整備専門学校です。
自動車整備の国家資格取得を目指す学科に加え、モータースポーツ系や車体系(板金・塗装)の課程を提供しています。
主に車体系の課程を有する学生たちが授業の集大成として製作したカスタマイズモデルを、毎年「東京オートサロン」や「大阪オートメッセ」などのカスタムカーショーで披露することが恒例となっており、ベース車両を一変させるハイレベルなカスタムで注目を集めています。
今回展示される車両は、1月の「東京オートサロン2025」で注目を集め、多くの来場者やメディアから高評価を得たモデルだといいます。
1台目は、日産京都自動車大学校の自動車整備・カスタマイズ科4年生が製作した「NEO SKYLINE」です。
ベース車両はCV35型「スカイラインクーペ」で、「現代のケンメリ」をコンセプトに、1970年代に人気を博した「ケンメリスカイライン」をオマージュしています。
車名の“NEO”には、50代の人々に懐かしさ(Nostalgia)を、40代の人々に夢中(Enthrall)になる楽しさを、30代の人々に独創性(Originality)を感じてもらいたいという学生たちの思いが込められています。
ボディカラーは、学生が考案したオリジナルカラー「トモアキブルー」で、ケンメリのブライトブルーメタリックをベースにパールを加え、懐かしさと新しさを表現しています。
もう1台は、日産愛知自動車大学校の自動車整備・カーボディーマスター科3年生が製作した「ブルーバード・極」です。
ベース車両は36年前に日産が販売していたPU11型「ブルーバード」の最上級モデル「ブルーバードマキシマ」で、センターピラーレス構造を採用した4ドアハードトップボディが特徴です。
「ラグジュアリー&スポーツ」をコンセプトに、学生たちと同世代のクルマ好きの若者をターゲットに製作されました。
ボディカラーは「オーロラフレアパールブルー」で、海や青空を想起させる色合いが、活動的で若々しい雰囲気を演出しています。
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日産・自動車大学校のブースはHall Dの小間番号H06です。