NEXCO東日本は2025年2月7日、圏央道の幸手IC~五霞ICについて、3月14日 朝6時に4車線化が完了すると発表しました。
■利根川の手前まで完全4車線化
NEXCO東日本は2025年2月7日、圏央道の幸手IC~五霞ICについて、3月14日 朝6時に4車線化が完了すると発表しました。
この開通で、圏央道の埼玉県区間は、すべて4車線になります。
圏央道は、東京湾アクアライン千葉側の「木更津JCT」から、ぐるっと東関東道・常磐道・東北道・関越道・中央道・東名高速をつなぎ、最終的には横浜市の横浜横須賀道路の「釜利谷JCT」まで、ほぼ一周つながる計画になっています。未開通区間は、成田空港周辺と、藤沢~横浜区間の2か所です。
いっぽう、埼玉~茨城~千葉の区間は、まだ暫定2車線の対面通行区間が残っていて、順次4車線化が進められており、完成した区間から開通を迎えています。
そんななか、最後まで残っていた埼玉県内の暫定2車線区間が、幸手IC~五霞ICでした。
ここから利根川を渡って境古河ICへ入ると茨城県ですが、この区間の4車線化は2026年度の完成予定で、工事が進められています。
その先の境古河IC~坂東ICは4車線化済み。あいだの当区間は、車線が減少するボトルネック区間として、渋滞が激しくなっていました。
今回の4車線化完成により、幸手IC~五霞ICでは最高速度が70km/hから80km/hへ引き上げられます。
同社は「残る茨城県・千葉県区間については、引き続き、安全を最優先に整備を進めてまいります」としています。