2025年2月7日から9日まで、毎年恒例のカスタムカーイベント「大阪オートメッセ2025」が開催されました。さまざまなモデルが登場するなか、近未来的なスタイルが目をひくSUVが注目を集めていました。どのようなクルマでしょうか。
■他のカスタムカーと一線を画す独自の“装甲車”スタイルが目をひく!
2025年2月7日から9日までの3日間、カスタムカーイベント「第28回 大阪オートメッセ2025」が開催されました。
さまざまなカスタムモデルが登場するなか、「装甲車」を思わせる近未来的なSUVのカスタムカーが来場者の注目を集めていました。
ドレスアップや名チューナーによる高性能チューニングを施したモデルなど、数多くのカスタムカーが一堂に会する大阪オートメッセ2025会場の中でも、特に他のモデルとは一線を画す独自の個性で来場者の目を引いていたのは、国産車のカスタムパーツメーカーKUHL JAPAN(クールジャパン)が手掛けるブランド「VRARVA(ブラーバ)」ブースでした。
メインで展示されていたのは、2025年1月開催の「東京オートサロン2025」で初公開されたばかりの「MARS II(マーズ セカンド)」です。
同車は、2023年の東京オートサロンにブラーバシリーズの第1弾として初登場した「MARS(マーズ)」の進化系モデル。
ちなみに“初代”マーズは、東京オートサロンの来場者投票で選出される「東京国際カスタムカーコンテスト2023」でグランプリを受賞しており、当時大きな話題を集めています。
RAV4をベースに、窓ガラスやルーフ、ライト類を除いたすべてにボディキットを装着し、近未来的な装甲車風のクロスオーバースタイルに仕立てた個性的なカスタムカーです。
ヘッドライト上部が盛り上がった専用ボンネットやエッジの効いた六角形状のグリル、ブラックのバンパーなどを備え、サイドは専用フロントフェンダーやドアパネル、サイドパネルなどをフル装備します。
一方、今回公開されたマーズ セカンドは、マーズの世界観をライトに堪能できる仕様として新設定されました。
ボンネットやフロントフェンダーは、純正をそのまま使用している点が大きな変更点で、マーズよりシンプルになったことで、むしろ近未来感は増した印象です。
これにあわせ、リアフェンダー、リアドアフェンダーの形状も変更されています。
会場で公開されたマーズ セカンドは、リフトアップやオフロードタイヤ、オリジナルのアルミホイールを装着したほか、マットブラックに塗られ、精悍なスタイルを強調するカスタマイズを実施。
さらにルーフ上にスピーカーバーやライトバー、試作品のルーフラックなども装着され、近未来感をより強調するものとなっていました。
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なお、これまでのマーズ(マーズ I)も引き続き併売されており、マーズIIの新設定によりユーザーの選択の幅がさらに広がりました。
マーズ セカンドの新車コンプリートカーは「RAV4 X(ガソリン・4WD)」ベースで429万円(消費税込み)。
パーツ単体での販売も行われるので、現RAV4ユーザーのカスタムアイテムとしても活用できます。