最近ではセルフ式のガソリンスタンドが増え、自身でガソリンを給油する機会が増えました。一方でガソリンの取り扱いには十分気をつけなければなりません。こうしたガソリンの取り扱いに関して、ユーザーからさまざまな意見が集まっています。
■セルフ式ガソリンスタンドで起きた”危険すぎる一幕”
最近では多くの場所にセルフ式のガソリンスタンドがあり、自身で給油を行っているという人も多いでしょう。
一方でガソリンは危険物であり、取り扱いには十分注意しなければなりません。
そんなセルフ給油でのガソリンの取り扱いについて、ユーザーからさまざまな声が集まっています。
ドライバー自身が給油できるガソリンスタンドが増え、身近な存在ともいえるガソリンですが、消防法で規制される「危険物」に該当し、気温がマイナス40度でも気化し、小さな火源でも燃焼する性質があることを忘れてはいけません。
このため、ガソリンスタンドでは引火するものは当然持ち込み厳禁であり、タバコはもちろんですが、電子タバコについても取り扱いには注意が必要です。
そんななか、電子タバコの取り扱いについて、2024年8月頃にAさんが「冷や汗出た」とつづったSNSの投稿が話題を集めました。
SNSにアップされた写真にはAさんの知人であるBさんがガソリンを給油する姿が映っていますが、手にはなんと給油ノズルとともに“電子タバコ”を持っていたのです。
この投稿を見たユーザーからは、「ぎゃあああああ」「アッカーーーーン!!!」「ちょっと間違えたらガソスタごと吹き飛ぶぞ」と多くの声が寄せられるなど、多くの反響が寄せられました。
Aさんによれば、「僕のほうから叱っておきました」と説明しており、Bさんには直接伝えたとのこと。
コンパクトで携帯しやすい電子タバコですが、改めてガソリンスタンドでの取り扱いに注意が必要と再認識する投稿だったといえるでしょう。
※ ※ ※
こうしたセルフ給油でのガソリンの取り扱いについて、ユーザーからはさまざまな声が集まっています。
前述にもある電子タバコの取り扱いについて、「電子タバコ持ってる人見かけたことあるわ、知らないのかな」「知らない人多いと思う。本当に危ない」と、似たような現場を目にしたことがあるユーザーからの声が寄せられていました。
また「こないだ咥え(くわえ)タバコいたな~」「バイクに給油しながら咥えタバコをしている客。ホントこえぇ」という声、「エンジン掛けたまま給油していたクルマいた」「エンジンかけっぱなしで給油するのが結構いるんだよなぁ。」と、ガソリンスタンド内でのルールを守れていないユーザーに関する意見も多数集まっていました。
上記の意見に出てきた給油を行う前のエンジン停止について、危険物の規制に関する政令(取扱いの基準)第27条6項第1号では「自動車等に給油するときは、自動車等の原動機を停止させること。」と定められており、ガソリンスタンドが決めたルールなどではなく、法律で定められているものです。
ガソリンスタンドでは、しっかりクルマのエンジンを停止した上で、設置してあるパネルを用いて、操作を行うようにします。
また体にたまっている静電気を逃すため、給油ノズルに触わる前は静電気除去シートに触れることを忘れずに。
改めて、身近な存在であるガソリンは危険と隣り合わせであることを忘れず、適切なルールを守って給油を行いましょう。