青森県は21日、宮下宗一郎知事と県内全40市町村長がオンラインでメッセージをやりとりできるグループチャットを開設した。複数の人と同時に対話でき、画像やファイルも共有できるのが利点で、県によると、全国でも珍しい取り組み。災害時の迅速な情報共有などに生かす。宮下氏は「市町村との距離がゼロになった」と話した。
使用するのは、ビジネス版のLINE（ライン）としてワークスモバイルジャパン（東京）が提供する「LINE WORKS」。運用開始に当たり、宮下氏が「どんなことでもご相談ください」とメッセージを送信すると、西秀記青森市長らが「積極的に活用したいと思います」などと応じた。