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国税滞納残高、3年連続で増加 徴収進み、幅は縮小

共同通信 2023年8月30日 16時57分

 国税庁は30日、2022年度末の国税滞納残高が21年度末比1.0%増の8949億円で3年連続増加したと発表した。コロナ禍での行動制限が緩和されたことで徴収業務が進み、増加幅は前年度(6.9%)より縮小した。

 滞納整理済額は21年度比2.1%増の7104億円。新規の滞納は7196億円で、19年度以来の減少に転じた。

 22年度末の滞納残高の主な内訳は所得税が3659億円と最多で、消費税3409億円、法人税1267億円、相続税527億円だった。

 国税の滞納残高は1998年度の2兆8149億円がピーク。その後は減少が続き、2020年度に上昇に転じた。

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