【ニューデリー共同】20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の議長国インドと来年以降議長を務めるブラジル、南アフリカ、米国の4首脳は9日に「インドでの歴史的な進展を基に、グローバルな課題への取り組みを進める」との共同声明を発表した。G20での協調が「より良い未来」につながるとアピールした。
今回、中国とロシア首脳が欠席し、G20の結束が揺らぐことを防ぐ狙いとみられる。
議長国は2024年にブラジル、25年に南アフリカ、26年に米国が務める予定。4カ国首脳は会合も開き、G20が「国際経済協力のための主要な枠組み」であるとの認識を改めて確認した。