【ロンドン共同】8月のサッカー女子ワールドカップ(W杯)決勝後に優勝したスペイン代表選手の口にキスをして批判が集中していた同国サッカー連盟のルビアレス会長が10日、自身のX(旧ツイッター)で辞任を表明した。
同氏は前日まで辞任を拒否していたが、「自分のポストに戻れないのは明らかだ」などとつづった声明を出した。兼務していた欧州連盟(UEFA)副会長も退く。8月26日に国際サッカー連盟(FIFA)が3カ月の暫定資格停止処分を発表し、今月に入りキスをされたエルモソ選手が刑事告発するなど騒動が広がっていた。