【北京共同】ロシアのプーチン大統領は12日、極東ウラジオストクで中国の張国清副首相と会談し、中ロ関係は「歴史上最も良い時期に入っている」と述べ、関係強化を推進する考えで一致した。新華社電が伝えた。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記もロシアを訪問しており、中国外務省の毛寧副報道局長は両国と友好関係を発展させると記者会見でアピールした。
張氏は東方経済フォーラムに合わせてロシアを訪問。フォーラム開催を祝う習近平国家主席のあいさつをプーチン氏に伝え「ロシアと協力を深め、地域での戦略的協調を強化したい」と述べた。プーチン氏は「極東開発で中国との協力を進めたい」と表明した。