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中国金融緩和、準備率下げ 0.25%、今年3月以来

共同通信 2023年9月14日 20時54分

 【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)は14日、金融機関から強制的に預金の一定割合を預かる預金準備率を15日に0.25%引き下げると発表した。引き下げは今年3月以来。中国は不動産市場の低迷で経済が減速しており、立て続けの金融緩和で景気を下支えする。

 人民銀行は「経済好転の基礎を固め、十分な流動性を保つためだ」と説明した。中国は9~10月が住宅市場の書き入れ時で、これに合わせたとみられる。不動産取引や企業融資を活発化させたい考えだ。

 人民銀行は8月、事実上の政策金利である「ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)」の1年物を0.1%引き下げた。

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