共同通信社の世論調査で、東京電力福島第1原発の処理水放出に伴う水産事業者への支援策の評価を支持政党別で見ると、自民党支持層で「十分」との回答は46.1％、「不十分」が48.0％と二分した。公明党支持層はそれぞれ30.5％、54.8％。中国による日本水産物の全面輸入停止が続く中、政府は1007億円の支援策をまとめたものの、与党支持層でも必ずしも十分な評価は得られていない。
主な野党支持層別では、「十分」は立憲民主党21.4％、日本維新の会38.8％、共産党13.0％、国民民主党57.0％。「支持する政党はない」とした無党派層24.6％だった。