立憲民主党の泉健太代表は9日、最大の支援組織である連合の芳野友子会長と党本部で会談した。泉氏は「野党第1党として政権と対峙し、一日も早い政権交代を目指す」と述べ、両氏は次期衆院選での連携を確認した。芳野氏は、共産党の支援を受ける候補は推薦しないとする連合の方針を伝えた。
連合は次期衆院選の基本方針案で、共産を念頭に「連合と異なる社会の実現を目的に掲げる政党から支援を受ける候補者は推薦できない」と明記している。芳野氏は、両党が衆院選の連携方針で合意したことに「地方組織から多くの不安の声が寄せられている」と懸念を伝えた。
両氏の会談は5月以来。