【エルサレム共同】10月7日に発生したイスラム組織ハマスによるイスラエル南部への奇襲攻撃を巡り、イスラエルのシュロモ・カルイ通信相は9日、一部の欧米メディアで働くパレスチナ自治区ガザの地元記者やカメラマンが事前に情報を得ていたとしてメディアに調査するよう要求した。
非難されたのは米国のCNNテレビ、ニューヨーク・タイムズ、AP通信と英国のロイター通信。4社はいずれも事前に知っていたとのイスラエル側の疑いを否定した。
カルイ氏は「4社に雇用された者が現場にいた疑いがある。記録したことは事実上、襲撃の参加者になったということだ」と非難した。