【サンフランシスコ共同】上川陽子外相は13日(日本時間14日)、訪問先の米サンフランシスコで、紛争解決や平和構築の過程で女性の参画を推進する「女性・平和・安全保障(WPS)」と技術革新をテーマに講演した。「テクノロジーに女性を参加させることで、より創造的な解決策が生まれる」と述べ、女性の視点を組み入れる重要性を強調した。
「ジェンダー平等や女性の参画が実現している社会ほど経済成長率が高い」と指摘。「WPSの推進には男性の協力が不可欠だ」と述べ、男女が伝統的に担ってきた役割を互いに見直す必要があるとの考えを示した。
上川氏は、現地の知日派団体が13日開いた会合で講演した。