米宇宙技術企業マクサー・テクノロジーズは17日、イスラエル軍による地上侵攻が続くパレスチナ自治区ガザ北部から脱出しようと、南部に向かう「回廊」の幹線道路に密集している人々の衛星画像を撮影し、ロイター通信などが伝えた。軍は連日のように住民に北部から南部へ避難するよう通告している。
衛星画像には、大勢の北部住民が南に向かって進んでいるとみられる様子が写っている。国連は16日に1万人が避難したと推定した。
イスラエル軍は10月中旬に北部住民約110万人に南部への避難を通告。11月2日にガザ北部のガザ市の包囲完了を表明した。(共同)