沖縄県は22日、北朝鮮の弾道ミサイル技術を使った軍事偵察衛星打ち上げを受け、危機管理対策本部会議を県庁で開いた。玉城デニー知事は「通告期間前に発射を強行し、県民に大きな不安を与えたことは大変遺憾と言わざるを得ない」と強調した。
会議では落下物による被害がないことを確認した。Jアラート発令により、那覇空港では係員全員が屋内に退避したため、到着した航空機が駐機場手前で一時待機。沖縄都市モノレール「ゆいレール」も全線で約30分間運行を停止するなどの影響が出た。
石垣市では22日朝、中山義隆市長が報道陣の取材に応じ「迷惑な話だ。万が一に備えシェルターは必要と思っている」と話した。