【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は22日、中国北部で子どもが肺炎に集団感染する事例が増えているとして、詳細な報告を中国に求めたと明らかにした。
WHOによると10月半ばから、過去3年間の同時期に比べ、中国北部でインフルエンザのような疾患が増加していると報告された。中国当局も今月、呼吸器系の疾患の増加を認め、新型コロナウイルス感染対策の規制撤廃や従来の病原体の流行による影響だと説明した。
WHOは、体調が悪いときは外出を控え、推奨されたワクチンの接種やマスク着用で感染を予防するよう中国の市民に呼びかけた。