【台北共同】台湾疾病管制署は25日、中国北部で子どもの肺炎感染が急増しているとして、空港や港湾の検疫で警戒を強化していると発表した。中国からの旅客に、症状がないかどうか注意するよう呼びかけている。
中国へ渡航する台湾人に対しては、インフルエンザや新型コロナウイルスのワクチンを接種するよう促した。中央通信社によると、今後、医療関係者らに対しても、流行状況を注視するよう通知する。
世界保健機関(WHO)によると、中国北部で10月半ばから、過去3年間の同時期に比べ、インフルエンザのような疾患が増加している。