【ウィーン共同】埼玉大は26日までに、10月に就任したモンテネグロのミロイコ・スパイッチ首相は埼玉大経済学部の卒業生だと明らかにし「さらなる成功を収めることを心から願う」とする学長コメントを発表して祝意を示した。
スパイッチ氏は国費留学生として埼玉大で学び、2012年3月に卒業した。コメントは「スパイッチ氏が日本とモンテネグロの友好関係を一層深め、両国の関係を強化することを期待する」と強調した。
在学中の10年には「日本がアジアで果たすべき役割」についての論文が、学生小論文コンテストで優秀賞を受賞したという。
モンテネグロは人口62万7千人(22年推定)。首都はポドゴリツァ。