DeNAは27日、今永昇太投手(30)が米大リーグ球団と交渉するため、ポスティングシステムの申請を行ったと発表した。米大リーグ機構に受理されてから全30球団に契約可能選手として通知される。交渉期間は45日間で契約が成立すれば契約金と年俸の総額に応じてDeNAへの譲渡金の額が決まる。
今永は福岡・北筑高―駒大から2016年にドラフト1位でDeNA入団。1年目から先発の一角を担い、19年に13勝を挙げるなどエースとして活躍した。今季は7勝4敗にとどまったが174奪三振でタイトルを獲得した。日本代表でも3月のWBC決勝に先発するなど優勝に貢献した。通算成績は64勝50敗、防御率3.18。