楽天の則本昂大投手が5日、仙台市の球団事務所で契約交渉し、現状維持の年俸3億円プラス出来高払いでサインした。7年契約の6年目となる来季は、米大リーグ移籍を目指す松井裕樹投手の後任として抑えを務めることを明かし「松井が偉大すぎてしんどいが、その後をやってくれと言われるのはすごく光栄なこと」と実感を込めた。
今季はチーム最多の155回を投げ8勝8敗、防御率2.61。抑え転向は1カ月ほど前に今江敏晃新監督から打診されたといい、「監督に就任してから最初に考えたという言葉をいただいた。その気持ちに応えたい」と話した。(金額は推定)