【北京共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルに出場した日本勢が閉幕から一夜明けた10日、北京で取材に応じ、出場3度目で女子初制覇の坂本花織(シスメックス)は「目標達成して、めちゃくちゃうれしい。成長したなと思えた」と実感を込めた。3連覇が懸かる次戦の全日本選手権(21日開幕・長野)へ「最大限やりたい」と意気込んだ。
男子2位で2連覇を逃した宇野昌磨(トヨタ自動車)は、約17点差で圧勝したイリア・マリニン(米国)を「今後1強になることは間違いない」と認めつつ「追いかける立場になったつもりはない」と世界選手権2連覇中の自負をのぞかせた。