親子3代での五輪出場を狙う女子高飛び込みの金戸凜(セントラルスポーツ)が10日、約5週間のオーストラリア合宿から羽田空港に帰国し、パリ五輪予選を兼ねる来年2月の世界選手権(ドーハ)に向け「五輪代表権だけでなく、メダルも狙いたい」と意気込みを語った。
両親、祖父母が五輪代表。自身は右肩を負傷した影響で一昨年の東京五輪代表入りを逃した。今回の単身武者修行では、五輪金メダリストを育てたコーチのチームに入って踏み切りの動作を特訓してきたそうで「収穫が多かった」と笑顔を浮かべた。昨秋に大けがを負った左膝の状態も良好だという。