阪神の村上頌樹投手が10日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉し、6千万円増の年俸6700万円で更改した。3年目の今季は10勝を挙げて最優秀防御率のタイトルを獲得。38年ぶりの日本一に貢献し、セ・リーグの最優秀選手(MVP)と新人王をダブル受賞した。「充実した1年。球団の最高のアップ率を更新させてもらった」と大幅増に笑みを浮かべた。
大山悠輔内野手は1億5千万円増の年俸2億8千万円でサイン。順調なら来季中に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たす見通し。複数年契約は選択せず「いい条件を提示してもらったが、来年も単年で勝負したい」と決意を語った。(金額は推定)